小腸や大腸の働きが不十分で、腸で胆汁が再吸収されず、そのまま排出されると緑色便になることがあります。また抗菌薬や抗生物質を与えた腸内細菌が死滅した時も緑色の便になることがあります。

また、緑黄色野菜を食べた後も消化されずに緑色便になることもあるので、24時間前に食べた物と照らし合わせて判断しましょう。

葉野菜や海藻などを与えず、次のうんちも観察しましょう。

小腸や大腸の働きが不十分で、腸で胆汁が再吸収されず、そのまま排出され

胃や小腸などの上部消化器で出血がある場合、うんちが黒くなることがあります。急性胃炎などの場合は食欲不振の兆候が見られます。

また、レバーなどの鉄分が多いおやつやご飯を与えた場合も同様に黒くなるので24時間前に食べた物と照らし合わせて判断しましょう。一旦、消化に良い新鮮なご飯とお水を与えましょう。

うんちの表面に明らかな鮮血がある場合は、大腸や肛門などの下部消化器などからの出血の可能性があります。誤飲やストレスが原因の場合も。

血便や下痢と同時に透明なゼリー状の粘液が出ることもあります。病院に受診し、消化に良い新鮮なご飯とお水を与えましょう。

腸炎などで胆汁の色素が分解されないと黄色味の強い軟便が出ることがあります。また脂肪分が分解されずに出たうんちも脂肪便として黄色くなります。
また、豆類や芋類をよく食べる子も黄色くなりますが心配ありません。

24時間前に食べた物と照らし合わせて判断しましょう。

茶色いうんちに白い斑点がある場合は「瓜実条虫」サナダムシが寄生している可能性があります。動物病院に行きましょう。

一方うんち全体が白い場合は肝臓から出た胆汁が胆管で詰まる胆石症の可能性があります。ご飯を食べた後痛がるような仕草はありませんか？これも同様に動物病院に来ましょう。

胆汁は脂肪分を食べた時に多く分泌されるので、いったん低脂肪で新鮮なフードで様子を見ましょう。

水分不足から便秘になっている可能性があります。ドライフードを与えていると良くなります。水分量の多い新鮮なフレッシュフードを与えて様子を見ましょう。

運動量が少ないことも水分摂取不足や腸の活動低下を招き、便秘気味になることがあります。

次に出るうんちは下痢になるかもしれません。与える食べ物が変わった時もこのうんちになることがありますが、普段通りの様子であれば心配いりません。

下痢の原因は様々あります。食あたり、アレルギー、ストレスなど。何回も下痢が続きグッタリしているようなら、脱水症状に気をつけなければなりません。

水を自分から飲まない子は、フレッシュフードに水を入れ水分補給させて下さい。3回以上下痢が続くようなら念のため動物病院の受診をお勧めします。

大腸などが炎症し、超内壁の粘膜が剥がれ落ちうんちに巻き付いていることがあります。
アレルギーがある食材を食べさせ続けているとこのうんちが出ることがあります。

フードを見直すことをお勧めします。